FAXの恐ろしさを知ったあの日

私の職場では、FAXを毎日のように使用します。社員1人当たりの1日のFAX使用回数が非常に多いです。お金や顧客に関する大切なデータをFAXで送信しなければならないため、毎回とても気を遣います。本当に神経質になりながらFAXを使用しています。

しかし、ある日私は非常に大きな失敗をしてしまったのです。その失敗に対して自分自身が1番ショックを受けたため、5年経った今でもその日のことを鮮明に覚えています。

私の職場のFAXは、重要な書類を送受信しなければいけない割に少しばかり機能が劣っているように感じます。だいぶ昔の機種を未だに使用しているためかと思いますが…。FAX送信者を選択した際に、確認作業をすることができないまま直ぐにFAXが送信されてしまうのです。私は、いつものようにあるデータを自分の会社の支所へFAX送信したのです。それは毎日やっている作業だったため、当時の私は少しばかり気が抜けてしまっていたのかもしれません。

FAX送信者リストの3ページ目に載っている支所の番号を選択したつもりでいたのですが、私は誤って同じ段の2ページ目に載っている番号を選択してFAXを送信してしまったようでした。というのも、後で連絡が入るまで全くミスしたことに気付かなかったのですよね。後になって、「見に覚えの無いデータがFAXで送信されてきた」と役所から電話が入り。私のミスが発覚しました。

私は血の気が引きました。入社してから初めての失敗だったせいもありますが、そのデータの重要度を非常に良く理解していたからです。一気にFAXの恐ろしさを実感しましたね。機種が古いだとか、そのせいにしてはいけませんでした。自分の気の緩みが1番の原因だったのだと思います。たまたまミスして送信してしまった先が役所だったからまだ救われたものの、これが誰なのかも分からない所へ送信されていたならばと考えると本当に怖くなります。たまたまその時は悪用されなかっただけで、いつ何が起こるか分からないのですものね。顛末書を書くのみで済みましたが、それ以降はそれまで以上にとてもピリピリした気持ちでFAXを使用するようになりました。もう二度と同じ失敗はしません、絶対に!